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南くんの恋人~my little loverの見逃し動画まとめ
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<見逃し動画>最終回(第10話)
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最終回(第10話)の公式あらすじ
南とちよみは一寸姫伝説を信じて曙岬の日の出を拝むが、ちよみは元の姿に戻らない。すっかり気を落とし、これ以上迷惑をかけたくないと思ったちよみは、南に別れを告げる。ショックで戸惑う南は、猛スピードで走ってきた車に轢かれてしまう。秘かに南の後を追っていた律子は、小さいちよみを発見し、共に病院に急ぐが……。
<出典>南くんの恋人 公式
最終回(第10話)のネタバレはここをクリック
車にはねられる俊一
あけぼの岬にお祈りしても、元の姿には戻らず、がっかりするちよみ。
瞬一は、「大丈夫。俺がついてるよ」と励ます。
律子は、ひそかに二人を尾行していた。
律子は、「一寸姫は、あけぼの岬でお祈りして元の姿に戻った」との陸と瞬一の会話を聞いていたのだ。
「家に連れてって」と俊一に頼むちよみ。
ちよみは、すべてを打ち明けるつもりだった。
「このまま、ずっと南くんの負担になりたくない。家に帰ったら、お互い忘れよう。こんな私といたって、南君幸せになれないよ」というちよみに、「俺は、どんな姿でもちよみのそばを離れない。お前が好きなんだ。ずっと一緒にいよう」と返す瞬一。
だが、ちよみは、「もう終わりにしよう」と別れを告げる。
次の瞬間、車にはねられる瞬一。
車に乗っていた犯人は、そのまま逃走する。
ポケットの中のちよみは無事だった。
「しっかりして、南くん」と駆け寄る律子。
「南くん、ねー。南くん」とちよみは泣き叫ぶ。
小さくなったちよみを見た律子は、「お姉ちゃん、本当に小人になっていたりして」との明日香の言葉を思い出す。
瞬一は、意識がなかったが、医師は、すぐに回復すると言う。
キスで元の姿に
ちよみをカバンに入れて、家に連れて帰る律子。
譲二は、「えー」と、とても驚く。
「ちっちゃくて、かわいいね。おかえり」とちよみを歓迎する家族。
一方、なかなか意識戻らない瞬一に、医師は、「とっくに、意識が回復してもおかしくない」と不思議がる。
さよりは、「どうして、こんなことになったの」と父に言い、泣いていた。
瞬一の家族は医師の話を聞くため、病室を出て、ちよみは律子に、「瞬一と二人きりにして」と頼む。
「南くん、目を覚まして。お願い。ごめんね。私、自分のことばかり考えてた。そばにいられるだけでよかったのに。このまま目を覚まさなかったとしても、そばを離れない。南君が好き。ずっと一緒にいよう」とちよみは瞬一に語りかけ、キスする。
すると、瞬一は、目を覚ます。
「ちよみ、無事だったのか」と瞬一。
「南くん、良かった」とちよみは涙する。
そして、もう一度キスすると、なんと、ちよみは元の姿に戻った。
「ちよみ」、「はい」を繰り返す二人。
「まさか、本当にキスで‥。なんだよ。我慢が裏目に出た。もっと早くキスしとけばよかった」とちよみを抱きしめる瞬一。
ちよみは、「これからはたくさんしよう」と返し、キスする。
2人を見た律子、笑子、富美子は、「おや。まあ」と唖然となる。
交際宣言
数日後、二人は学校へ行く。
「ちょっと武者修行に」とクラスメイトに言うちよみ。
「おい。ちよみ。先行くなよ。病み上がりなんだから」と瞬一。
瞬一は、「俺たち、付き合ってるんだ」とみんなに宣言する。
あみは、ちよみを平手打ちし、二人は抱擁する。
「心配かけてごめん」とあみに言うちよみ。
ちよみは、いつも通り、ダンスの練習に励む。
瞬一とちよみが結婚
高校卒業後、瞬一とちよみは、めでたく結婚することに。
ダンス部の後輩は、結婚式の余興で、「ただあなたのそばで」を歌う。
それを聞きながら、瞬一は「やっと、ここまで来たな。俺は、ちよみ以外と結婚することなんて、考えてなかった。ちよみに言う。
譲二は、結婚式からずっと、泣きっぱなしだった。
笑子と富美子は、「前からあの二人は、くっつくと思っていた」と微笑む。
昇は、子供を連れて、式に出席する。
さよりは、「今度は、パパとれいこ先生ね」と微笑んでいた。
明日香は、「高木さん、一緒に写真を撮りたい。これからお兄ちゃんと呼んでもいいですか」と陸を誘う。
陸はモテモテだった。
ハッピーエンド
ちよみが小さくなった日から1年。
瞬一は、めでたく医大生になった。
二人は、瞬一の家に引っ越し、新婚生活を送っていた。
ちよみは念願だったダンスのワークショップに行くことに。
それと並行して、オンラインノベルを書く。
少し前のことを回想するちよみ。
ある日、二人は、洞窟へ。
「小さくなった頃を思い出すね」とちよみ。
瞬一は、ちよみに花の冠を被せ、「ちよみ、愛してる。ずっと一緒にいて欲しい」とプロポーズしたのだった。
二人は、幼い頃に見た綺麗な虹を見て、キスする。
「チョビコは、もうポケットにはいない」と小説を締めくくる千代美だった。
最終回(第10話)の感想はここをクリック
あけぼの岬で、「元に戻れますように」とお祈りしても、元に戻れず、がっかりするちよみ。
私も、これからどうなるのと、ハラハラしました。
自分が小さいままでは、瞬一の負担になるだけ、負担になりたくないと考えたちよみは、自分の家に帰ることを決め、瞬一に、「家に帰ったら、お互い忘れよう」と別れを告げました。
うーん。分かるな。好きだからこそ、負担になるだけの自分が嫌なんですよね。
「それでもいい。ずっとそばにいて欲しい」と、瞬一は、ちよみに言いました。
「これが本当の愛だんだなー」とこのシーン、胸が熱くなりました。
ところが、次の瞬間、瞬一は、車にはねられ、意識不明になってしまいました。
医師は、すぐ回復すると言っていましたが、予想に反して、なかなか目の覚めない俊一。
「このままだったらどうしよう」とちよみは激しく動揺して、泣いていました。
律子は、二人を尾行していて、この時、初めて、小さくなったちよみを目撃。
でも、明日香が「お姉ちゃん、本当に小人になってたりして」と前に言っていたので、それほど、驚いてはいなかったようです。
小さくなったちよみを見た父の譲二は、すごく驚きつつも、みんな、「おかえり」とちよみを歓迎してくれました。
一方、なかなか意識の戻らない瞬一ですが、ちよみが瞬一にキスすると、瞬一は、目覚め、そして、2回目のキスで、ちよみは、元の姿に戻りました。
ちよみは、「何だよ。我慢して損した。もっと早くキスしときゃよかった」とほほえみました。
ファンタジー要素の強い展開。
そして、高校卒業後、ちよみと瞬一は、めでたく結婚しました。
結婚式で、挿入歌を歌っている上野優花さんがちよみの後輩役で、登場。
美しい歌声を披露していました。
結婚式では、ちよみと瞬一のクラスメートや、昇らも出席。
律子は、周りの女の子達から、モテモテになっていました。
あみと陸が今度は結ばれたらいいななんて、思いながら見ていました。
ラスト、瞬一がちよみに、花の冠をかぶらせ、二人は、幼い頃に見た綺麗な虹を見て、キスし、「ちよみ、愛してる。ずっと一緒にいて欲しい」とプロポーズしました。
このシーンは、胸キュンものでした。
皆がハッピーになる終わり方で、視聴者を満足させてくれました。
胸キュンシーン満載のラブコメディで、シリーズ化されている本作。
設定もユニークで面、白く飽きないので、人気があるのも納得です。
<見逃し動画>第9話
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第9話の公式あらすじ
ちよみが執筆するオンライン小説『ポケットの中のチョビコ』の主人公(=ちよみ)が片思いする大男が南ではないかと考えた高木は、南を問い詰める。すべてを知った高木は驚きを隠せないが、想い合うふたりを応援すると約束する。一寸姫伝説に続きがあったことを聞いた南とちよみは、元の姿に戻るために旅に出るが……。
<出典>南くんの恋人 公式
第9話のネタバレはここをクリック
月兎ミカエラの正体
ある日、律子は、ちよみの捜索願を出すと言い出し、明日香は、それを瞬一に報告する。
学校では、先生が月兎ミカエラがちよみだと思わず言ってしまい、その噂は、たちまち、生徒達に広まる。
「お前には聞きたいことが山ほどあるんだ。お前のポケットの中の人形だよ」と瞬一に言う。
「やばいよ。南くんに読まれたらどうしよう」とちよみは焦る。
律子は、ちよみがオンラインノベルを更新していると知って、安心する。
「俺は知ってた」と打ち明ける陸。
「お姉ちゃんがいなくなったのは、月兎ミカエラと関係ない。と思う」と明日香。
譲二は、「知らなかったな。あいつに、こんな才能があったなんて」と驚く。
「小さい時、一寸姫見たって、大騒ぎしたことがあったわよね」と律子。
「もしかしたら、本当に小人になってるんじゃない?」と明日香。
律子は、「何言ってるの」と言いながら、「あの子には、伝わらない想いがいっぱいあったんでしょうね」としみじみ話す。
ちよみは、「どんな女より近くにいる。一番近いのに、一番遠い。側にいられるだけでいい。大男愛してる。誰よりも」と小説に綴る。
それを読む瞬一。
男同士の話
そんな時、陸が瞬一のところにやってくる。
「男同士の話をしに来た」と陸。
「お前のフィギュア、ここで寝てるのか」と陸は、俊一に尋ねる。
「教室でポケットから顔を出しているフィギュアを見た。お前、堀切氏が好きなんだろ?あそこまで、似せた人形を作れるのは、深く思ってるからだ」と陸は瞬一に迫る。
「ただの幼馴染だ」とごまかす瞬一。
「お前が大男なんだろ。何でごまかすんだよ」と陸は必死にちよみを探そうとする。
そして、自分がプレゼントしたニットの袋を見つける陸。
「堀切氏に会わせてくれよ。お前にとって、不堀切氏はなんだ?これだけは言っとく。堀切氏に悲しい思いさせんな。好きなら、お前の思い伝えるよ」と陸は必死に訴える。
すると、瞬一は、「人を好きになるのが怖くなったんだ。父親が出ていって、人の気持ちは変わるって。誰も好きにならないと決めたんだ。でも、お前がちよみの前、チョロチョロすると、なんか腹が立って。ちよみは、俺に気持ちぶつけてきたのに。あの時、ちゃんと受け止めてやれたら」と打ち明ける。
「それ、言ってやれよ。大男はお前なんだぞ」と陸。
瞬一は、「ちよみ、好きだ。お前は、片思いなんかじゃない。お前は俺の一部なんだよ」とついに、告白する。
すると、ちよみは、物陰から出てきて、「ありがとう。やっとわかった。南くんの気持ち。私も南君と一緒だった」と打ち明ける。
ちよみを見た陸は驚く。
「陸から告白された日、私は、こんな姿になったのよ」と陸に言うちよみ。
陸は、「可愛い」と微笑む。
「その袋がなかったら、あの日、たぶん、出て行けなかった」とちよみは、陸に感謝する。
陸は、チョビコを読んで、「俺じゃない。南も同じ気持ちなら、俺の出る幕はない」と二人に言う。
帰り際、陸は「打出小槌だけでは、不十分で、あけぼの岬で、朝日を拝んで、元に戻った」と瞬一に伝える。
2人だけの温泉旅行
翌朝、瞬一は、早速、ちよみを連れて、あけぼの岬へ行く。
旅館にチェックインする瞬一。
温泉旅館に二人だけで泊まることになる。
料理を食べる時、瞬一は取り皿を要求する。
「美味しい」と大喜びのちよみ。
部屋から女の声がすると旅館の娘。
「彼女と幸せになりたいので、朝日を見に行く」と瞬一は言い、「やっぱり、彼女いたんだ」と旅館の娘はがっかりする。
夜、瞬一と同じ布団で寝るちよみ。
ちよみは、瞬一の心臓の鼓動に耳を澄ませる。
「ドキドキしてるよ。大丈夫?」とちよみ。
瞬一は、「お前が来てから、ずっと大丈夫じゃなかった」と打ち明ける。
ちよみにキスしようとする瞬一。だが、「せっかくここまで我慢したんだから、2回目は、明日にとっておこう」とキスをやめる。
愛してる!ちよみ
翌朝、あけぼの岬に登る瞬一とちよみ。
瞬一は、ちよみが大きくなった時のために、服を用意してくれた。
「俺、ちよみが好きだ。山や川で、一寸姫を探している時が一番楽しかった。俺は、もうお前から逃げない。愛してる。ちよみ」とちよみに言う瞬一。
ちよみは、「神様、どうか、私を元の姿に戻してください。愛する南くんと一緒にいられますように」とお祈りする。
第9話の感想はここをクリック
ついに、月兎ミカエラの正体がちよみだとクラスメート達に、バレてしまいました。
小説には、瞬一への恋する気持ちが綴られていて、ちよみは、「南くんに読まれたら、どうしよう」と焦っていました。
でも、よく考えたら、両思いなのだから、ばれた方が良かったんじゃないのと思います。
陸が、男同士の話をしに、瞬一の所へ。
「堀切氏に悲しい思いさせんな。お前、好きなんだろう。その気持ち、伝えてやれよ」と瞬一に訴える陸。
その様子を見て、陸も、本気でちよみが好きなんだなと思いました。
それに対して、瞬一は、父親が出て行ってから、人の気持ちが変化することがわかり、「人を好きになるのが怖くなった」と初めて、自分の素直な気持ちを打ち明けました。
なるほど、そうか。だから、ちよみを無視したり、避けていたんだなとわかりました。
そして、ついに、「ちよみ、好きだ。片思いじゃない。お前は俺の一部なんだ」と打ち明けた瞬一。
それを聞いて、ちよみは、「私も同じ気持ちだった」と告白しました。
ようやく、自分の気持ちをちよみに伝えた瞬一。よかったです。
陸は、二人が両想いなことがわかり、「俺の出る幕はない。お前に任せた」とさっと、引きました。
こういう態度からも、律子が本当にちよみを好きなことがわかります。
「かっこいいな。陸」と私は思いました。
陸から、あけぼの岬に行くと元に戻れると聞いた瞬一は、早速、ちよみを連れて、あけぼの岬へ。
二人で温泉旅館に泊まります。
ラブラブな二人。
でも、高校生で婚前旅行なんて、まだ早いなと思ってしまいました。
服を着替える時は、裸を見せないようにしているのに、二人で温泉に入るってどういうこと?と思わずツッコミたくなりました。
朝日を見ながら、「俺は、もう、お前から逃げない。愛してる。ちよみ」と堂々と告白した瞬一。
このシーン、胸キュンでした。
一方、ちよみも、「愛する南君と、ずっと一緒にいられますように」と神様にお祈りしていました。
ピュアな二人の恋愛が眩しかったです。
次回は、いよいよ最終回。
果たして、ちよみは、元に戻れるのでしょうか?
楽しみです。
<見逃し動画>第8話
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第8話の公式あらすじ
突然倒れた登美子は病院に搬送されるが、大事には至らず検査入院になる。ほっとする南だったが、少し目を離した隙に入院中の女の子・ミユにちよみを連れ去られてしまう。ミユが母・美穂に嫌われていると悩んでいるのを知ったちよみは、美穂の本当の気持ちをミユに伝えようと考える。一方、さよりは、南を廊下に呼び出し……。
<出典>南くんの恋人 公式
第8話のネタバレはここをクリック
小人はフィギュア?
海沿いの道を歩く瞬一とちよみ。
ちよみの瞬一への思いは、どんどん膨らみ、ちよみは、瞬一の本当の気持ちを知りたいと思っていた。
ある日、富美子が体調を崩し、入院することになる。
瞬一が、病院のトイレに入っている時、みゆという女の子がちよみを見つけて、自分の病室に連れて帰る。
一方、陸は、明日香に話を聞く。
「瞬一の家で、小人を見た」と打ち明ける明日香に、「それは、多分フィギュアだ」と陸は言う。
母親はみんな、子供が大好き
みゆは、母の絵を書いていた。
みゆの母は、「あんた、また手術、嫌だって言ったんだって。これ以上、ママのこと、困らせないでよ。嫌だって言ってたら、病気治んないのよ」とみゆを諭す。
富美子は、瞬一の事を昇と呼んでいた。
みゆの隣に入院する富美子。
瞬一は、「忘れ物した」とちよみを探す。
「ここよ」とみゆのベッドの脇で、手を振るちよみ。
瞬一は気づかなかった。
夜、「一寸姫さんは、幸せになろうと頑張っている人のところへ現れるんだよ」とみゆに話す富美子。
「ママが笑わないのは、私のせいだよ。だから、病気になったんだよ。こんな絵見たって、ママは喜ばないよ。みゆがいなければ、お母さん幸せになれたのに」と嘆くみゆ。
富美子は、「それは違うよ。お母さんは、みんな、自分の子供が大好きなんだよ」とみゆを諭す。
眠っているみゆに、「辛い思いさせてごめんね」とキスする母。
瞬一は、ちよみがかぐや姫になって、月へ帰っていく夢を見る。
「ありがとう。さよなら」と去っていくちよみに、「ちょっと待てよ。ちよみ」と叫ぶ瞬一。
富美子は、「探し物って、一寸姫かい。一寸姫なら、ここだよ」と瞬一に言う。
「バカヤロー。心配かけやがって」と安堵する瞬一。
久しぶりに明日香と対面するちよみ
翌朝、横で眠る闇を見つめる瞬一。
瞬一が恵美子と病院に行く。
ちよみも連れて行く瞬一。
明日香も一緒だ。
明日香は、道の途中で、水をかけられ、瞬一は、明日香に、ハンカチを渡す。
そのハンカチがちよみの動画の背景に写っているものと同じだと気づく明日香。
一方、瞬一とちよみは、みゆの話をする。
「わたしたちで、何とかできないかな」とちよみ。
そこへ、明日香がやってくる。
「お兄ちゃん、誰と話してるの。何、隠してるの。もしかして、お姉ちゃん?お姉ちゃんに会わせて」と瞬一に頼む明日香。
ちよみは、頷き、瞬一は、明日香に、ちよみを会わせる。
ちよみを見た明日香は、「どういうこと?本当にお姉ちゃん?」と疑いながらも、「私がお姉ちゃんにしてあげられることないかな」と微笑む。
フェアリーの魔法
ちよみは、「今日は、みゆちゃんに魔法をかけに来たの。ママの本当の気持ち、知りたい」とみゆに問いかける。
瞬一は、みゆの母に、「ちょっと来てください」と声をかける。
慌てて病室へ行く母。
「苦しかったら、ママ呼んでよ。辛かったね。ごめんね。ママ、みゆのことが大好きなんだよ。だからどうか、元気になって」とみゆの手を握り、涙する母。
母は、小出先生に「みゆを助けてください」と頭を下げる。
「大丈夫です」と小出先生。
みゆは、小出先生に、「私、手術しようかな」という。
喜ぶ母。
さよりをふる瞬一
そんな時、さよりがやってくる。
「ちょっといいかな」と瞬一を呼び出すさより。
「そろそろ、はっきりしたいな。ふるんだったら、ちゃんとふってほしいの。堀切さんが好きなの?」と問いかけるさより。
瞬一は、「俺、やっと気づいたんだ。多分、きっと、ちよみのこと、思ってた。ずっと。だから、ごめん」と答える。
「最高に、屈辱的なふり方。ありがとう。せめて、私のことが見えなくなるまで、私のこと、見ててよ」と去っていくさより。
家族は俺が守る
変装して、瞬一たちを見守る昇を笑子は見つけ、「ごめんね。遅くなって」と言って、離婚届を渡す。
次の瞬間、「馬鹿野郎。お前のせいで、笑ちゃんがどんだけ、苦労してきたと思ってんだ」と昇をなぐるさよりの父。
富美子を引き取ろうとする昇に、瞬一は、「渡さねーよ。あんた、出て行ってから、俺が守るって決めたんだ」ときっぱり言う。
「剣道、続けろよ」と昇は言って、去っていく。
もうどこにも行くな
ちよみは、みゆの病室で、「南くん、もしかして、野村さんと」と泣いていた。
「行くぞ。お姫様」と瞬一は、ちよみをポケットに入れる。
「フェアリーさん、ありがとう」とちよみに礼を言うみゆ。
ポケットに手を当て、「もう、どこにも行くなよ。ここが、お前の居場所だから」とつぶやく瞬一だった。
第8話の感想はここをクリック
明日香から、小人の話を聞いた陸は、それを瞬一が作ったフィギュアと勘違いしていました。
母親に叱られて、「自分はお母さんに嫌われている」と思いつつも、母の幸せを願い、小さな胸を痛めているみゆちゃん。
幼い子ならではの悩みですね。
私も、幼い頃、入院した経験があるので、分かります。
そんなみゆちゃんの力になりたいと考えるちよみと、瞬一。
「みゆちゃんが苦しみだした」とちょっとした嘘を言うと、母親は、みゆを心配し、「みゆのことが大好きだよ」と本心を漏らしました。
みゆは、その母の言葉で元気になり、手術をする決意をしました。
ちよみと俊一の作戦成功です。
「わらわはひめぞよ」とみゆにいうちよみが、可愛かったです。
瞬一は、ついに、自分の本当の気持ちに気づき、「たぶん、きっと、ちよみのことが好きだった。ずっと。だからごめん」とさよりのことをふりました。
ふる時は、きっぱりと、しっかり、ふってあげることで、さよりも、気持ちのを吹っ切ることができたようです。
そういう意味でも、瞬一は、男らしいと思いました。
高校3年生の難しい年頃で、おばあちゃんのお見舞いに、母親と出かける家族思いな瞬一。
「ばあちゃんは、渡さない。ばあちゃんと母さんは俺がるって決めたんだ」と父の昇に、キッパリ言えるところも、すごいと思いました。
イケメンだし、家族思いで、優しい。そして、男らしいところもある。
まさに、非の打ち所のない好青年の瞬一。
これじゃあ、女がほっとかないわ。モテて当然と思いました。
一方で、ちよみは、俊一の本心がわからず、「もしかしたら、野村さんと」と心配したり、泣いたり。
乙女心がいっぱいでしたね。
高校生らしい恋愛だなと微笑ましかったです。
そして、ラスト、「お姫様、行くぞ」と、ちよみを手のひらにのせ、ポケットに入れた瞬一は、「もう、どこへも行くな。ここがお前の居場所だ」とポケットにやさしく握りました。
このシーン、胸がキュンとなりました。
若いっていいなと思わせてくれる良いシーンでした。
心配なのは、ちよみが元に戻れるかということ。
どうやったら、戻れるのかにも、注目して、見ていきたいです。
<見逃し動画>第7話
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第7話の公式あらすじ
南の祖母・登美子に見つかってしまったちよみは、自分を一寸姫と思い込んでいる登美子に合わせて話していると、最近様子のおかしい登美子を心配した母・律子が訪ねてくる。律子が夫の譲二からプロポーズをされていないことへの不満をこぼすのを聞いたちよみは、父に結婚18年目のプロポーズをさせようと計画をたて……。
<出典>南くんの恋人 公式
第7話のネタバレはここをクリック
大男は誰?
ある日、富美子は、一寸姫の服をぬっていた。
「一寸姫を見たんですって。昨日、瞬一がいなかったら、家事を出すところだったのよ「」と律子に話す笑子。
律子は、「ちょくちょく顔を出すね」と言って帰る。
学校では、ちよみが陸にメールしていた。
「元気そうで安心したよ」と陸。
あみは、「実はちよみ、ワークショップ、参加してみないみたいなの」と話すと、陸は驚く。
一寸姫伝説の本を取ろうとする陸と先生。
「ポケットの中のチョビコの設定が似ているね」と先生は話す。
「なんで、新作書いたのかしら」と先生。
「心境の変化があったんじゃないか?堀切氏は、叶わない恋をしているのでは」と陸は予想する。
「だとしたら、大男は誰かしら」と先生。
陸は、携帯でメールを打つ瞬一を見て、「瞬一も同じ小説を読んで、同じ気持ちなのか」と考える。
瞬一は、「ちよみがワークショップ、入っていないことがばれた」とメールしていた。
プロポーズされていない律子
再び、富美子に見つかるちよみ。
富美子は、ちよみに着物をプレゼントする。
律子は、夫、譲二の悩みを富美子に打ち明ける。
「譲二は、昔、すごく好きな人がいたが、失恋し、手近なところで手を打ったと言うか。私、プロポーズされてない。ちよみができたから、ちゃんとしなきゃてなった」と富美子に話す立子。
「バカ譲二。りっちゃんと結婚したから、真面目になった。若い頃は、ヘビメタやって、口を開けば、東京行って、一旗あげるって。今のマスターがあるのは、りっちゃんのおかげで、律ちゃんだって、マスターが大好きだから、一緒になったんじゃないの」と話す富美子。
律子は、「かな。ちょっとわかんないな今」と返す。
「さぼることも大事だよ」と富美子が律子にアドバイスする。
ワークショップ行ってないことがばれた
そんな時、瞬一が学校から帰ってくる。
ジョージの店に行くと、あみがやってくる。
そこへ、ちよみを探して、瞬一が入ってくる。
「うちの娘だから、期待してないけど、大学ぐらいはね」と話す譲二。
「勉強は苦手かもしれないけど、文才とか、ダンス頑張ってる堀切氏を尊敬してます」と陸はいう。
コーヒーをがぶ飲みし、瞬一は、再び家に帰る。
店を出たあみと陸は、「やっぱり伝えた方がよかったのかな。本当は、ワークショップ行ってないこと。ちよみ、どこ行っちゃったんだろう」と話していた。
「それ、どういうこと?」と不審がる律子。
「ちよみが大変な時に、笑ちゃんって。ちよみ、ワークショップ行ってないのよ」と律子が言うと、譲二は、「じゃあ、どこ行ったんだよ」と血相を変える。
喧嘩になる譲二と律子。
お姉ちゃんの居場所を教えて
瞬一は、ようやく、ちよみを見つける。
そこへ、明日香がやってくる。
「お兄ちゃん、ちょっと話があるの」と切り出す明日香。
明日香は、「お兄ちゃん、お姉ちゃんの居場所知ってるでしょ」と瞬一に迫る。
「お姉ちゃん、このタブレット使って、メール打ってるでしょ。お願い。お兄ちゃん、お姉ちゃんの居場所を教えて。家、今、ボロボロなの」訴える明日香。
「ちよみには、ちよみの理由があって、今は言えないんだ。あいつだって、苦しんでる。笑顔で家に帰りたいって、もがいてる。もう少し、待ってやってくれないかな」と明日香に話す瞬一。
「お兄ちゃん、お姉ちゃんと付き合ってるの?家族にも言えないこと、話してるって、そういうことでしょ」と明日香。
瞬一は、「ちよみには、俺が必要なんだ。ごめん、騙して」と謝る。
「私だって、お兄ちゃんのこと、好きだったんだよ。ごめん、お兄ちゃんの言葉、信じるね」と涙ぐむ明日香。
18年目のプロポーズ
「どうすっかな。ばあちゃん、お前の存在、信じきってるから、ごまかしきかねーよ」と悩む瞬一。
「ごめん。それよりさ。うちのお父さん、お母さんにプロポーズしてないんだって」とちよみ。
譲二は、源太郎の店で飲んでいた。
「頑張れるのも、奥さんを愛してるからだ」と仲間に言う譲二。
ちよみは、譲二に電話する。
「バカヤロー。どこ、ほっつき歩いてんだ」と怒る譲二。
ちよみは、「ヘビメタやめて、一生懸命、働いてくれたんでしょ。すごい感謝してる。でも、お母さんは、お父さんが思ってるより、ずっと乙女なんだよ。お父さんの気持ち、分からずに、不安になってるんだと思う。今でも、私ができたから結婚したんじゃない。お互い、惹かれあって結婚したんだって、信じたいんだよ。だから、ちゃんと言葉にしてあげて。それって、女の子にとって、すごい大切ことだから」と訴えるちよみ。
譲二は、「父さんはな。お前ができたから結婚したんじゃないぞ。母さんのこと、大好きだから結婚したんだ。今だって、ベタ惚れなんだよ」とちよみに言う。
そこへ律子が入ってくる。
譲二は、アリストロメリアの花に愛をこめ、跪いて、「18年間、こんな俺と一緒にいてくれて、ありがとう。俺と一生、連れ添ってください」と律子にプロポーズする。
アルストロメリアの花言葉は、未来への希望、献身的な愛だった。
「よろしくお願いします」と微笑む律子。
友人達は祝福する。
「よかったね。お母さん」と言って、電話を切るちよみ。
ちよみは、思わず涙を流す。
そんなちよみを見て、微笑む瞬一。
ちよみは俺が守る
明日香は、瞬一を連れて、居酒屋へ。
18年目のプロポーズの記念に、みんなで写真を撮る。
「お前もうつれよ」とちよみをポケットから出す瞬一。
「もし気づかれたら」と心配するちよみに、瞬一は、「もしばれても、責任持って、俺が守るから」と言う。
「ダメ、勘違いしちゃ。そういう意味じゃないはず。でも、ドキドキが止まらない」と思いながら、ダンスを踊るちよみ。
明日香は、窓を開けて、星を眺める。
次の瞬間、瞬一の家のベランダで踊る小さなちよみを見て、驚く明日香。
第7話の感想はここをクリック
一寸姫伝説の本を読もうとする陸。
陸は、ちよみに心境の変化があったことを悟っていました。
大男が瞬一だと気づいたかと思ったのですけど、気づいたのは、瞬一が自分と同じような気持ちなのではないかと言うところまででした。
ちよみの母の律子は、父の譲二から、まだプロポーズされてなかったのですね。
自分たちが惹かれあって結婚したことを信じたい。
でも、まだプロポーズされてなくて、デキ婚だから、相手の気持ちがわからず不安。
その気持ちわかります。
何歳になっても、女は、好きな男性から、好きでいてもらいたいものです。
当然、プロポーズもされたいですよね。
喧嘩ばかりしている譲二と律子ですが、お互いに言いたいことが言えることも、大切だと思いました。
ちよみは、律子の悩みを知り、譲二に、「お母さんは、思っているより、ずっと乙女なんだよ。ちゃんと言ってあげて。女の子にとっては、すごい大事なことだから」と説得しました。
その言葉で、18年目で、ようやくプロポーズした譲二。
律動は、とても嬉しそうでした。
律子に「よかったね」と言いつつ、涙するちよみ。
そんなちよみを見て、俊一も、嬉しそうに微笑んでいました。
きっと、瞬一は、ピュアで、一生懸命で、可愛いちよみが大好きなんだろうなと感じました。
ラスト、小さい体のことがばれたら、「俺が守ってやる」と瞬一は、ちよみに言いました。
その言葉に喜びながらも、それが愛情ではない。自分の体が小さいせいだと思い込もうとするちよみ。
そんなちよみがとてもかわいかったです。
「いやいや、これは間違いなく愛だよ」とちよみに言ってあげたくなりました。
自分の気持ちに素直になりつつある瞬一。
でも、陸も、相変わらずちよみが大好きなようです。
ちよみを巡る恋の行方は、まだまだどうなるかわかりませんね。
瞬一が素直なになって、譲二のように、ちよみにプロポーズする日がくるのでしょうか?
期待しています。
<見逃し動画>第6話
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第6話の公式あらすじ
学校で南の制服の胸ポケットに入っていたちよみは、高木と目が合い慌てて顔をひっこめる。一方、病院に院長の父を訪ねたさよりは、父の再婚を知りショックを受ける。その様子を見ていた笑子はさよりと一緒に帰宅し、さよりは南家に一晩泊まることに。その夜、南の部屋に来たさよりは、キスをしようと迫り……。
<出典>南くんの恋人 公式
第6話のネタバレはここをクリック
瞬一の夢
瞬一の寝顔を見ながら、「好きな人の寝顔見られるって、女の子にとって、すごい幸せだと思う。小さな姿になっても、それは変わらない」と思うちよみ。
瞬一は、夢の中で小さくなっていた。
「私が守ってあげるから」と、ちよみは、ポケットに瞬一を入れる。
さよりは、そんな瞬一を指でつまみ、「キスしていい?かわいい。食べちゃいたい」と口を近づける。
「食べられる。わー」と叫ぶ瞬一。
瞬一は、飛び起きる。
目を覚ますと、横にちよみがいて、「おはよう」と声を掛け合う二人。
ちよみを心配する陸
学校では、あみに、「堀切氏と連絡取れた?」と尋ねる陸。
「堀切氏から連絡来ないかな」と落ち込む。
「あみっぺ、陸」とちよみはつぶやく。
ちよみは、陸と一瞬、目が合った。
陸は、ポケットに入ったちよみを俊一の持っているフィギュアの人形と勘違いする。
さよりの父の再婚
さよりの父は、さよりに新任の医師、小出麗子を紹介する。
「パパは、南くんのお母さんが好きだったの?」と父に尋ねるさより。
しかし、父は「再婚しようと思っている。小出先生と」と言い出す。
「パパは、本当に、そんな結婚で幸せになれると思ってるの。ママがどんな気持ちで、出て行ったかわかってるの。私の気持ちより、体裁が大事なんだよね」とさよりは、父と口論になる。
さよりのキスを避ける俊一
明日香は、瞬一の家で、ちよみの人形の服を見つけて、瞬一が変態かと思ってしまう。
そして、瞬一のタブレットを盗み見する明日香。
「男の部屋に、女の子が上がるっていうのは」と戸惑う瞬一に、「いいよ。お兄ちゃんだったら襲われても」と冗談を言う明日香。
そこに、さよりがやってくる。
さよりは、美味しい夕食を作って、瞬一の家族と一緒に食べる。
「いつも一人で食べてたから」といって涙するさより。
「お父さん子だったから、メソメソ泣いてる母が出ていても、別にいいやって思ってた。でも、最近、母の気持ちが分かるんです。それなのに父は、また同じ間違いをしようとしてる。父には、他に好きな人がいたのに」とさよりは泣く。
さよりは、お風呂に入り、「バスタオル、持ってきて」と瞬一に頼む。
「野村さん家って、南君と同じなんだね。だから南くんと」と言いかけてやめるちよみ。
さよりは、「眠れないの。ちょっといい」と瞬一の部屋に入ってくる。
「推薦断ったって、パパから聞いた。南くんはいいの?いくら、授業料がタダでも、あんな遠くの。高須医院だったら、奨学金だってもらえるし。ここから離れなくて済むのよ」と瞬一を説得しようとするさより。
「私の気持ち、わかってるのね。いつまで、このままなの。嫌い?私。他に好きな人がいるの。もしかして、堀切さん?」とさよりは問いかける。
「そんなわけないだろう」と返す瞬一。
さよりは、瞬一にキスしようとする。
夢のことを思い出し、体をとっさによける瞬一。
「俺には、やるべきことがある」と答える。
さよりは「もういい。私だって、傷つくんだよ」と言って出ていく。
私は彼にふさわしくない
泣いてしまうちよみ。
ちよみは、夜、オンラインノベルを書く。
「大男が私に優しいのは、私が小さいからだ。彼にふさわしいのは、同族の大女なら、彼を抱きしめて、優しく癒すことができるの。私には、彼の掌で踊ることしかできない。そんな女は、彼のお荷物でしかない。愛してもらおうなんて、大それた夢を持ってはいけない。初めからわかってたのに、涙が止まらない」とちよみは綴る。
夜中、瞬一が目を覚ますと、ベッドの横に、さよりがいた。
下着姿になり、服を脱がせようとするさより。
ちよみを見つけ、「うるさいわね」とコップの中に閉じ込める。
「南くん、ダメ。出して」と叫ぶちよみ。
それは、瞬一の夢だった。
朝、俊一が目を覚ますと、小さなベッドで、ちよみが眠っていた。
家に帰っていくさゆり。
ちょっと変になったおばあちゃん
瞬一は、矢吹にエロ本を返す。
矢吹は、瞬一をカラオケ BOX に誘う。
「合コンをする」という矢吹。
「堅物すぎるんだよ。女子大生が来るから」と矢吹。
やってきたのは、不細工なおばさん二人だった。
瞬一は、怖がって逃げる。
家に帰った瞬一に、ちよみは、「さっき、おばあちゃんに見つかった」と打ち明ける。
「おや。まあ、こんなところにいたの。ずいぶん探したんだよ。小さくて、可愛いね」と微笑む登美子。
「ばあちゃん、何も言ってなかったぞ」と瞬一は驚く。
登美子は、鍋の火をつけっぱなしにし、テレビを見ていた。
俊一を見て、昇と間違える。
「一寸姫が部屋に遊びに来てくれた」と微笑む登美子。
一方、明日香は、ちよみの動画の発信元のアドレスが瞬一のタブレットにあったものと同じだと、気が付く。
「おばあちゃん、大丈夫かな」と登美子を心配する瞬一とちよみ。
二人は、一緒にプリンを食べる。
ちよみのほっぺたに着いたカラメルを取ってあげる瞬一。
「南くん、優しくなった気がする」と思うちよみだった。
第6話の感想はここをクリック
好きな人の笑顔を見ると、幸せな気持ちになるって思う気持ち、分かるなあ。
私もそうだからと感じました。
瞬一の寝顔って、すごく可愛いですもんね。
陸は、ちよみを心配しつつも、ちよみと一瞬、目があって、瞬一が持っているフィギュアと勘違いしていました。
さよりは、父の再婚に反発し、傷ついて、泣いていました。
瞬一の家に一晩泊まるさより。
純粋で、可愛いところもあるあったんですね。
ちょっと意外でした。
ご飯も上手に作ったり、家庭的なところもあり、色気むんむんで、普通の男の子なら、さよりのことを好きになってしまいそうなのに、瞬一は、さよりに、全然、興味がなさそうです。
キスしようとするさよりを思わず避ける瞬一。
ちよみが見ているからという気持ちも、大きくあるでしょうね。
「堀切さんが好きなの?」と聞かれて、「そんなわけないだろう」と言ってしまう瞬一。
ちよみの目の前では、素直に言えなかったのでしょうね。
瞬一は、とてもイケメンで、性格もいいのに、意外と純粋で、まだ童貞だったこともわかりました。
幼い頃から、ちよみ一筋だったんでしょうね。
そういうところが好感持てます。
仲の良さそうな瞬一とさよりを見たちよみは、「自分は、小さい体だし、瞬一にふさわしくない。お荷物になってしまう」と思ってしまったようです。
それをオンラインノベルに綴りました。
それを陸が読みます。
なんか切ないな。
自分が小さいから、優しくしてくれるんだとちよみは思い込んでいるようです。
確かに、小さくなったことで、2人の関係は、前より断然、良くなっています。
そう考えると、小さくなったことも、悪いことばかりじゃないなと感じました。
瞬一とちよみ、さよりの三角関係は、これからどうなっていくのでしょうか?
とても楽しみです。
<見逃し動画>第5話
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第5話の公式あらすじ
南にハンカチで作ってもらった服の出来が悪く、着る物に困ったちよみは、子供の頃に遊んでいた人形の服を取りにひとりで自宅へ向かう。無事に人形の服をピックアップし南家に帰ってきたちよみだが、家に侵入してきた不審な男女と遭遇する。泥棒に違いないと確信したちよみは悪戦苦闘の末、CDを大音量で流し撃退に成功するが……。
<出典>南くんの恋人 公式
第5話のネタバレはここをクリック
小さくなったちよみの服
瞬一の持っているハンカチを「かわいい」と身に纏うちよみ。
瞬一は、そのハンカチで、ちよみのワンピースを作ってあげる。
だが、首が入らなかった。
「だったら、高木にやらせりゃいいだろ。あいつ、お前にそっくりの人形なんか持って、ポケットに入れて、学校来てんだぞ。気持ち悪いったらないよ」と瞬一。
ちよみは、「明日、もう1回、一人で家に行ってみる」という。
「お前一人じゃ、何もできねーよ。勝手にしろ」と投げやりな瞬一。
ちよみは、「万が一、失敗したら、また服買うの、付き合ってね」と無邪気に言う。
泥棒に気をつけて
あみのところに、ちよみから、ワークショップに行っていると動画が送られてくる。
「なんで、俺のところには、メール来ないんだろう」と陸。
先生は、「窃盗事件が多発してるから、気をつけて」と生徒たちに言う。
登美子が外出しようとすると、駐在さんがやってくる。
同窓会の誘いと勘違いする登美子。
駐在さんは、「今泥棒が多発してるから、気をつけて」と言いに来たのだ。
女の泥棒
ちよみは、自分の家向かう。
居酒屋の元太郎が譲二の店に行ってきた。
ちよみは、自分の家の人形箱から服を選んで、袋に詰める。
店では、譲二と律子が喧嘩を始める。
そこに、元太郎の妻が源太郎を迎えに来る。
ちよみが瞬一の家に戻ると、誰かが玄関のチャイムを鳴らした。
そして、窓から泥棒が侵入する。
それは女の泥棒だった。
ひよりの元カレ
学校帰り、また、ひよりと一緒に勉強しようとする瞬一。
二人の前に、ひよりの元カレ、まさやが現れる。
「俺の女に、手出してんじゃねーぞ」と元彼は瞬一に、喧嘩腰になる。
「私たち、もう終わったはずでしょ」とひよりは嫌がる。
一方、女の泥棒は、「ここまで来て、手ぶらで帰れないのよ」などと、電話で相手に報告していた。
ひよりは、「恋人ができた。私たち、将来を約束してるの」ととっさにいう。
元彼を撃退する瞬一。
「とっさにあんなこと言ったけど、私、本気だから。南君、私の事、どう思ってる?」と瞬一に問いかけるひより。
同じ頃、ちよみは、「泥棒が来た」と瞬一にメールで知らせる。
泥棒の正体
やがて、泥棒の仲間がやってきた。
それは、昇だった。
「詐欺師のせいじゃない?」などの声がして、ちよみは、陰に隠れる。
その時、家の電話が鳴る。
女泥棒は、昇の恋人で、2人は、離婚届を探していた。
ちよみは、大音量で、部屋のオーディオを鳴らす。
「かなえ、まずいよ」と慌てて立ち去ろうとする昇とかなえ。
かなえは、「奥さん、まだ婚姻届だしてないんじゃないの」と昇に文句を言う。
そこへ、登美子が帰ってくる。
続いて、慌てて家に入る瞬一。
「ちよみ、無事だったのか」と安堵する。
泥棒の話を瞬一にするちよみ。
瞬一は、「おかしいな。ばあちゃんは、泥棒入ってないって」と、不思議がる。
昇を追い返す登美子
明日香は、瞬一がちよみの部屋で、人形の服を隠したことを思い出し、不審に思う。
あみは、ワークショップに電話をかける。
「堀切さんという人はいない」と答える事務の人。
あみも不審がる。
泥棒は、「男女2人組?」と笑子に尋ねる瞬一。
「20代の若い男だってと笑子が答える。
登美子は、家の玄関に立つ昇を見かける。
「お元気そうで」と声をかける昇に、「帰れ。笑ちゃんが、俊一が、どんだけ‥帰れ」とものを投げつけて、昇を追い返す富美子。
時間が止まればいい
夜、ちよみは、色んな人形の服を着て、瞬一に見せる。
一人でダンスを踊るちよみは、「早く元に戻りたい」と思いつつも、ほんの時々、「このまま時間が止ま止まればいいと思う」と心でつぶやいていた。
そんなちよみを嬉しそうに見つめる瞬一だった。
第5話の感想はここをクリック
小さい体になったちよみのために、服を作ってあげる瞬一。
なんだかんだ言って、ちよみのために、色々やってあげてますよね。
慣れない手つきで、裁縫する俊一が、可愛らしかったです。
そんな時、女の泥棒が瞬一の家に入りました。
でも、なんか様子が変。
仲間に電話したり、お金を取る様子もなく、そこへ、もうひとりの仲間の男が入ってきました。
その男は、なんと、昇だったようです。
ということは、女の泥棒は、昇の新しい奥さんかなえでした。
俊一の家にあるはずの離婚届を取りに入ったようです。
昇が家を出てから、もう何年にもなるのに、まだ離婚届だしていなかったの?
と、とても疑問に思いました。
昇は「お元気そうですね」と登美子に声をかかけますが、登美子は、「私に息子はいない。帰れ」と昇を追い返しました。
富美子は、昇より、今は、笑子と瞬一のことを家族と思っているようですね。
一方、ひよりの元カレが現れて、ひよりにつきまとっていました。
嫌がるひより。
瞬一は、元彼を見事に撃退しました。
その後、すぐに、「私、本気だから。南くんは私の事、どう思ってるの?」とひよりは、瞬一に問いかけました。
戸惑う瞬一。
そんな時、ちよみから、「泥棒が来た」とメールが来て、瞬一は慌てて、家に帰りました。
ひよりに、はっきり返事しなかったのは、ひよりよりも、ちよみのことを大切に思っているからだなと思いました。
一方で、ちよみの妹の明日香は、ちよみの部屋の人形の服を瞬一が隠したことを思い出し、不審がります。
あみも、ワークショップへ電話をかけて、ちよみと話そうとしましたが、ちよみがワークショップにいないことを知りました。
ちよみがどこにいるのか、周りの人達は、徐々に不審に思い始めています。
ラスト、ダンスを踊るちよみ。
「元の体に戻りたい」と願う一方で、瞬一とずっと一緒にいられる今が幸せで、「時間が止まったらいい」と感じる乙女心。
女の私にはよくわかります。
ちよみは、元の体に戻れるのでしょうか?
まだまだ先が読めず、とても楽しみです。
<見逃し動画>第4話
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第4話の公式あらすじ
剣道部の矢吹から試合に出て欲しいと頼まれた南は、一度は断るがちよみと母・笑子の言葉で考え直し、結局引き受けることに。試合当日、劣勢の中登場した南は、大活躍を見せるが惜しくも負けてしまう。体育館裏で一人悔しがる南に、ちよみは声をかけることができない。一方、南家の様子を陰から覗く不審な男が現れ……。
<出典>南くんの恋人 公式
第4話のネタバレはここをクリック
家族へ動画を送るちよみ
家族に動画で、メッセージを送るちよみ。
体が小さくなって、1週間。
元に戻る気配はなかった。
ちよみは、家族や友人に姿を見せられず、瞬一との奇妙な同棲生活をしていた。
動画を見た律子や、明日香は、「なんで、こんな小さい服」、「こっちが聞きたい事、何にも言ってないじゃない」と不満を漏らす。
電話を家族にかけるちよみ。
「どこにいるんだよ。携帯どうしたのよ」と問う両親に、「今は、ダンスに集中したくて。十円玉切れちゃう」と慌てて電話を切るちよみ。
ちよみは、「南くんのばーか」と瞬一に言う。
昨日、ひよりが瞬一に、キスしようとした時、瞬一は、「ちよみ」と寝言を言ったため、ひよりは、気持ちが萎えて帰っていた。
「全く世話かけやがって。このバーカ」と寝言を言う瞬一。
ちよみは、それを思い出して、「わーっ」と叫ぶ。
剣道の試合に出るよう頼まれる俊一
学校では、陸が瞬一の制服の上着を落としてしまう。
「今、堀切氏の声がした気がする」と陸。
瞬一は、「触るな」と言って、外へ飛び出す。
「大丈夫か?」とちよみを心配する瞬一。
矢吹は、瞬一に、「剣道の試合に出て欲しい」と頼む。
「他、当たってくれ。俺は、現役で絶対、医大にいくって決めてるんだ」と拒む瞬一。
瞬一は、朝早く起きて、毎日、素振りをしていた。
「試合、出てあげたら」とすすめるちよみ。
「もしかして、怖いの?負ける自分、見たくないんじゃないの。好きなことを全力で頑張って、負けたって、無様じゃないよ。私が好きな南くんは、そんな意気地なしじゃない」と強い口調で言う。
「俺がいなきゃ、何もできないくせに」と返す瞬一。
そこにひよりがやってくる。
瞬一とひよりのデート
「私も、ここでお弁当食べようかな」と微笑むひよりに、「それはちょっと」と戸惑う瞬一。
「堀切さん、本当に東京行ったのかな」とひよりは、呟く。
瞬一とひよりは、その後、喫茶店で一緒に、勉強する。
ちよみは、瞬一のポケットの中で、いびきをかき始めて、瞬一は、咳をして、その音をごまかす。
「お腹すいたんだね。それを隠そうとして、そんなわざとらしい咳」と大笑いするひより。
ひよりの母も、男を作って家を出たようだ。
ひよりは、瞬一に、キスしようとする。
ちよみがやきもちを焼いて、瞬一の胸を叩く。
ひよりは、瞬一の頬にキスし、口を指差して、「こっちも予約していい」と微笑む。
「嫌だ。もううるさい」と耳を塞ぐちよみ。
俺が家族を守る
幼い頃、父に教えられて、瞬一は、剣道を始め、ちよみは、その姿を見つめていた。
「毎日、素振りを続けているのは、どこかで、お父さんと繋がりたいという気持ちがあるからなのかな」と問いかけるちよみ。
すると、瞬一は、「あいつのことなんて、もう忘れたよ。父親が、母親とばあちゃん捨てて、いなくなったんだぞ。俺が守らなきゃって、変わらないわけいかないだろう」と怒ったように言う。
「わからないよ。でも、助けになりたいと思ってたよ。俺は、医者になって、母さんとばあちゃん幸せにしてやるんだ。だから、今、試合に出たり、友達ごっこしてる暇ないんだ」と瞬一は答える。
可愛い息子がいて幸せ
夜、瞬一は、笑子に、「あいつのこと、恨んでないの?」と尋ねる。
「毎日、必死だったから、そんな暇なかった。昇ちゃんと結婚してなかったら、瞬ちゃんと会えなかったし、おばあちゃんとも、暮らしてなかったと思う。とんとんかな。こんな可愛い息子がいて、私幸せなんだよ。もっと、肩の力抜いていいんだよ」と俊一に抱きついて、笑う笑子。
笑子は、酔っ払っていた。
登美子も起きてきて、一緒に酒お酒を飲む。
剣道の試合に出る俊一
瞬一は、急に、剣道の試合に出るといい出す。
そんな瞬一を応援するちよみ。
試合の日、全国5位の選手が相手で、瞬一が勝ったとしても、1勝4敗だった。
「大声で叫んで応援したい」とちよみは思っていた。
ひよりは、「頑張れ。みなみくん」と瞬一を応援する。
相手につきをして、一本取る瞬一。
しかし、結局、瞬一は試合に負ける。
壁を叩いて、悔しがり涙する瞬一。
その様子を影からひよりが見つめる。
ちよみも、そばで見ていた。
オンラインノベルの新作
瞬一が寝ている間、ちよみは、小説の新作を書いていた。
タイトルは「ポケットの中のチョコピコ」。
胎内の記憶があるとしたら、こんなものなのではないだろうか。
ここは、薄暗いけれど、暖かく、いつでも大切な人の命を刻む音が聞こえる。
気づいたら、ずっとその絶対的なやさしさに包まれて、守られ、育まれている。
一生で、最初の幸せの記憶
と、そこには綴られていて、それを見た陸は、喜ぶ。
朝、ちよみは、スマホの横で、ぐっすり眠っていた。
瞬一がちよみの髪を指で書き上げて、優しく起こすが、ちよみは起きない。
一人で学校へ行く瞬一。
陸は、寝ないで、ちよみのフィギュアを作り、「それをポケットに入れたくなった」と友達に話す。
「好きなんで。堀切氏が。堀切氏も知ってる」と話す陸。
瞬一が家に帰ると、「なんで、私を置いて、学校行ったのよ。月刊ダンスタイム、買ってきてくれた?」と瞬一に問いかけるちよみ。
二人は、雑誌を買いに行く。
瞬一の家の前に、怪しい男がいた。
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ひよりにキスされたと思っていたら、キスしていなかったんですね。
寝言で、「ちよみ、また世話かけやがって。バーカ」と言ってしまう瞬一。
これを聞くと、瞬一は、やっぱり、ちよみのことが好きなんだろうなと、私は感じました。
ひよりと喫茶店で、勉強する瞬一。
ちよみは、「何で、喫茶店なの。デートじゃない」と不満を漏らしていました。
本当、デートでしたね。
ひよりも、母親が家を出ていたことがわかりました。
そのことに、ちょっと驚きました。
二人は、境遇が似ています。
帰り、瞬一は、ひよりにキスされそうになり、ちよみは、やきもちを焼いて、瞬一の胸を叩きました。
俊一の頬にキスしたひより。
果たして、ちよみとひより、どちらが瞬一のハートを掴むのでしょうか?
私は、やっぱり、ちよみだと予想しています。
瞬一が変わってしまったのは、やはり、父親が女を作って、家を出てしまったことで、自分が母親と祖母を守らなきゃと、責任を感じたからだったのですね。
瞬一は、剣道の試合に出場しました。
一生懸命、応援するちよみがすごく可愛かったです。
それでも、相手が強すぎて、結果、負けてしまったけど、剣道着を着た瞬一は、とてもかっこよかったです。
オンラインノベルの新作をネット上に発表するちよみ。
それを見た陸は、ちよみのフィギュアを作り、「堀切氏が好きなんだ。堀切氏も知ってる」とクラスのみんなに言っていました。
そんなリクを鋭い目で見つめる瞬一。
瞬一と陸も、恋のライバルですね。
ラストで、怪しい男が親子の家の前に張り付いていました。
この男は誰なんでしょうか?
次回もどんな展開が待っているのか?とても楽しみです。
<見逃し動画>第3話
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第3話の公式あらすじ
ちよみは、東京のダンスワークショップに来ていると両親に嘘をつく。子供の頃に祖母から聞いた「一寸姫伝説」を思い出した南は、ちよみを連れて神社に忍び込み、一寸姫の小づちを振ってみるが、結局何も起こらない。翌日、風邪を引いてしまった南が家で寝込んでいると、突然やってきたさよりが寝ている南にキスをしようとし……。
<出典>南くんの恋人 公式
第3話のネタバレはここをクリック
ちよみの服を選ぶ瞬一
童話、白雪姫のことを連想するちよみ。
「私の場合も、王子様のキスで、元に戻れちゃったりしないかな」というちよみに、「誰が王子様なんだ。高木陸か。告白されたんだろう。うかれるのもいいが、ちゃんと戻れる方法を考えた方がいいんじゃねえか」と瞬一は、アドバイスする。
ちよみの服が脱げて、「こっち見ないで」とちよみ。
瞬一は、ちよみの卒業アルバムをちよみの家へ取りに行く。
箱の中には、人形の服が入っていた。
その時、ちよみの妹、明日香が入ってくる。
あせる瞬一。
翌日、瞬一は、制服のポケットに、ちよみを入れて、学校へ。
「私がいなくても、何事もなかったように、進んでいくんだな」とちよみは思っていた。
瞬一は、学校が終わると、急いで、ちよみの服を買いに行く。
その様子を見た幼い女の子は、「キモい」と呟く。
その後、アイスクリームを食べる瞬一とちよみ。
瞬一は、ちよみが元に戻れる方法を真剣に考えていた。
昔、してもらった一寸姫の話を思い出す瞬一。
うちでの小槌を振って、大きくなったとの富美子の話を思い出す。
そんな瞬一に、「意外と、可愛いとこあるんだね」と声をかけるさより。
うちでの小槌
うちでの小槌が置いてある神社へ行く瞬一と、ちよみ。
夜の神社は、鍵がかかっていて、中に入れなかった。
ちよみは、格子の隙間から、中に入る。
そして、扉の鍵を開けて、瞬一も中に入り、打出の小槌を見つける。
「どうか、元の体に戻してください」と祈り、小槌を振る瞬一。
「元の世界に戻れるんだ」とちよみは、喜ぶが、「お前のことが嫌いなんだ」との瞬一の言葉を思い出した途端、魔法が消えてしまう。
「光ったのに」と落ち込むちよみ。
次の瞬間、瞬一は、泥棒と間違われる。
大学医学部合格祈願と説明する瞬一。
母の笑子は、「神様なんて、信じないタイプだと思ったけど、可愛いとこ、残してくれて。大学も、無理に、学費免除のあるとこに絞らなくていいのよ。本当に行きたい大学に行けばいい」と優しく諭す。
雨の日の洞窟で、一夜を過ごす瞬一とちよみ
外は、雨が降ってきた。
瞬一は、雨の中、ちよみを連れて、洞窟に行く。
小さくなった時と、同じ状況を作ろうと考えたのだ。
瞬一は、ちよみを一人残して、立ち去ろうとする。
だが、ちよみは、「今、小さいし、大きくなる前に、死んじゃうよ」と抗議する。
瞬一は、ちよみのそばにいてあげることに。
「妖精は、恋をすると、魔力を失う。あっという間に年を取り、やがて、二度と起き上がることのない長い眠りにつく。
その恋の相手も、自分に恋をしてくれたら、妖精は、人間になる。人間は、笑顔を持っている。
ほんの短い間に、喜び、悲しみ、怒り、寂しさを知ることが出来る。
クリスは躊躇した。これは恋なのだろうか。自らに問いかける。それ自体が恋だということを」と、綴ったちよみの小説を陸が読んでいた。
「今日も更新なしか」と呟く陸。
ちよみが目を覚ますと、元に戻っていた。
「戻ったよ」と喜ぶちよみ。
「良かったな」とちよみにキスしようとする瞬一。
しかし、瞬一は、くしゃみを連発する。
それは、ちよみの夢だった。
ちよみは、目を覚ますが、元に戻ってはいなかった。
瞬一は、風邪をひいて、熱を出す。
瞬一の看病をするひより
部屋に戻ったちよみは、瞬一の熱を冷まそうと、冷蔵庫を開けようとするが、何もできず、フラフラになって戻ってくる。
「何もできなかった。ごめんなさい」と泣くちよみ。
瞬一は、「そばにいろ」と言う。
そんな時、矢吹と柔道部の佐々木先生が瞬一の家を訪ねてくる。
差し入れを持ってくる矢吹。
瞬一は、「今日は、もう帰ってもらえませんか」と返す。
「何か悩んでることがあったら、相談に乗るよ。生身の女にも、興味、持たなきゃな」と言って、エロ本を渡し、帰っていく矢吹。
続いて、やってきたのは、ひよりだった。
「大丈夫?」と瞬一に声をかけるひより。
ひよりは、瞬一のために、おかゆを作る。
「うまい。ありがとう」と礼を言う瞬一。
瞬一は、すごい熱で、ひよりは、瞬一の頭を冷やしたり、看病する。
その様子を見たちよみは、「私、何もしてあげられない」と涙が出る。
朦朧となって眠る瞬一に、キスするひより。
ちよみは、「ダメ。いや」といって、思わず、顔を覆う。
第3話の感想はここをクリック
物語序盤で、小さくなったちよみの服を選んであげる瞬一。
「それはいや。それは可愛くない」と、いろいろ文句をいうちよみに、めんどくさがらないで、服を買ってあげる瞬一を見て、「いいとこ、あるじゃん」と、とても微笑ましく思いました。
打ち出の小槌を振って、お祈りすると、元に戻れるって、なんか、一寸法師のおとぎ話に、よく似てますよね。
冒頭では、おとぎ話の白雪姫が登場。
今回は、とても、メルヘンチックな雰囲気が満載でした。
でも、「たぶん、戻らないんだろうな」と思っていたら、案の定、ダメでしたね。
ちよみが心のどこかで、「大きくなりたくない。また、南くんに嫌われるから」と思っていたからではないかと予想しています。
続いて、瞬一が考えたのは、ちよみが小さくなった時と、同じ状況にを作ること。
そしたら、元に戻れるのではと考えた瞬一。
ちよみを一人置いて、帰ろうとすると、「小さいから、元に戻る前に、死んじゃうよ」とちよみに言われ、瞬一は、一晩中、洞窟で、ちよみと一緒に過ごしてあげました。
こういうところから、やっぱり、瞬一は、本当は優しい性格なんだとわかります。
そのせいで、風邪をひいてしまった瞬一。
ちよみは、看病しようと懸命に努力しますけど、体が小さすぎて、何もできないままでした。
「何もできなかった」と泣くちよみに、「そばにいろ」と返す瞬一。
この言葉、私はキュンとなりました。
ちよみがそばにいるだけで、瞬一の心は、癒されるのでしょう。
二人は幼馴染だし。
このシーンを見て、本当は、瞬一もちよみのことが好きなんだなあと感じました。
そんな時、ひよりがやってきます。
ひよりは、熱を出した瞬一に、おかゆを作ってあげたり、タオルで頭を冷やしてあげたりと献身的に看病します。
そして、ラスト。
眠る瞬一にキスするひより。
ひよりも本気で、瞬一のことが好きなようです。
でも、それを影で見ていたちよみは、「ダメ。いや」と言って、思わず顔を覆いました。
ちよみは、自分の無力さが悲しかったことと思います。
ひよりに大きくリードされてしまったちよみ。
ちよみのこれからの巻き返しはあるのでしょうか?
まだまだ、どうなるかわからず、瞬一とちよみの恋の行方から、目が離せません。
<見逃し動画>第2話
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第2話の公式あらすじ
嵐の中、ちよみは子供の頃を思い出し、「小さくなりたい」と願うと、本当に小さく(15cm)なってしまう! 翌朝、公園内の洞穴で小さいちよみを見つけた南は驚いて思わず頬をつねる。堀切家はちよみの失踪で大騒ぎになっていた。出るに出られなくなったちよみは、戸惑う南に必死に頼み込み、部屋にかくまってもらうことになり……。
<出典>南くんの恋人 公式
第2話のネタバレはここをクリック
小さくなった強みを見つける俊一
小さくなったちよみは、犬に吠えられそうになり、どうしようと戸惑う。
ちよみがいなくなったことを俊一は知る。
心配になった瞬一は、ちよみを探しに行く。
洞窟の前に行くと、ちよみの着ていた服と、携帯が落ちていた。
「ちよみ」と叫ぶ瞬一。
「南くん、こっち」とちよみも叫ぶ。
小さくなったちよみを見て、夢と錯覚する瞬一。
「夢じゃないよ。私ちよみなの」と、ちよみは微笑む。
ちよみをポケットに入れて、連れて帰る瞬一。
駐在さんは、千代美が駆け落ちしたんじゃないかと思うと、瞬一に話す。
ちよみが失踪?
ちよみの両親は、ちよみがどこに行ったのかと騒いでいた。
「事情を説明するしかない」と瞬一。
俊一は、ちょみを自分の部屋に入れる。
あみと陸は、ちよみのことを心配していた。
「大げさにしないでおこう」という大野先生だが、学校では、ちよみからみが失踪したのではないかとの噂が出ていた。
瞬一の部屋
ちよみは、瞬一の部屋を見渡す。
瞬一の部屋には、幼い頃にやっていたけん玉や、大好物のチョコレートケーキが置かれていた。
アルバムの写真には、幼い頃のちよみが写っていた。
そんな時、祖母の登美子がやってくる。
俊一の部屋を掃除する登美子。
ちよみは、部屋の外の植木鉢のところに出て、一人で寒がっていた。
ちよみの服を回収する瞬一
学校の昼休み、瞬一は、ひよりと一緒に、お弁当を食べる。
そこに隣のクラスの友達がやってくる。
「剣道部には戻らない」と瞬一。
「お前の幼馴染、行方不明だって」と友達は言う。
瞬一は、「人間がいきなり、小さくなるって事、あると思うか」と、いきなり、学校を早退し、ちよみのところに戻る。
「心細かったよ」とちよみ。
瞬一は、「お前がいなくなったこと、学校で話題になってるぞ」とちよみに話す。
「服、おきっぱなしだったから、誘拐、強姦、殺人事件になっちゃうよ」とちよみ。
「警察が大人達は、ちよみを捜索していた。ちよみの服をこっそり、回収する瞬一。
駐在さんは、「千代美ちゃん、まだ戻ってこないんだよな。何か学校で変わったことなかった」と瞬一に尋ねる。
慌てて、家に入る瞬一。
瞬一は、「家、帰れよ」とちよみに言う。
「無理。親だから帰れないんだよ。すごいショック受ける」と不安がるちよみ。
瞬一は、「とりあえず、親に連絡しろ」と携帯を渡す。
自分の無事を知らせるちよみ
みさき公園で、ちよみが買った醤油が見つかり、母の律子は、「私があんなことを言わなかったら」と泣く。
「みさき公園に行ったら、醤油が」とあみも泣いていた。
駐在さんは、「怪しい人間がこの中にいる。それは君だ」と陸を指差す。
「俺がちよみさんを好きだからです」とみんなに宣言する陸。
譲二は、「お前か」と陸につかみかかる。
そんな時、ちよみから電話がかかる。
「戻って来い」と譲二。
ちよみは、「今、東京にいるの。ダンスのワークショップ、とにかく無事だから」と両親に伝える。
一緒に眠る俊一とちよみ
「どういうつもりだなんだよ。東京って」と怒る瞬一。
ちよみは、「帰りたいよ。戻ったら。すぐ戻るはずだから、それまで、ここに置いてよ」と俊一に頼む。
お風呂に入って、「石鹸とって」と頼みつつも、「見ないで」と俊一に言うちよみ。
瞬一の裸を見たちよみは、「南くん、意外とマッチョなんだ」と喜ぶ。
ちよみの寝床を作ってあげる瞬一。
「一緒に寝るの、初めてだね」とちよみ。
「女、入れること、初めてだよ」と瞬一は答える。
「野村さんと付き合ってるの」と尋ねるちよみ。
ひよりの父は、顔がきき、医大の特待生の推薦枠を持っているようだ。
瞬一が勉強している机の脇で、ちよみは、眠る。
やがて、瞬一も、机で眠り、瞬一の寝顔を見たちよみは、「みなみくん、まつ毛、長いんだね」と微笑む。
同じ机で眠る瞬一とちよみだった。
第2話の感想はここをクリック
ちよみが、行方不明と聞いて、自分がちよみのこと嫌いと言ってしまったことが原因かと、ちよみを探しに行った瞬一は、小さくなったちよみを見て、驚きながらも、自分の部屋に連れて帰りました。
一緒の部屋で過ごす瞬一とちよみ。
なんか、同棲しているようですけど、事情が事情だけに、なんか微妙で、ただ、俊一がちよみを保護しただけとも、言えますね。
でも、ちよみにしたら、嬉しいことでしょうね。
ずっと好きだった瞬一の部屋に入れたんですから。
瞬一の見ていたアルバムには、幼い頃のちよみが写っていました。
瞬一も、本当は、ちよみのことが好きなんじゃないかな。
父親が家を出たり、色々あったから、素直になれないんじゃないのかなと感じました。
ちよみがいなくなり、学校では、失踪との噂が流れ、ちよみの両親や、近所の人、駐在さんも、どこに行ったのかと騒いでいました。
それは心配でしょう。
そんな時、ちよみは、両親に電話して、今、東京にいることと、無事なことを伝えました。
一安心の大人達。
でも、ちよみの体が小さくなったと知ったら、律子や譲二は、さぞ驚くでしょう。
両親に心配かけたくないちよみは、瞬一に、「元に戻るまで、部屋においてほしい」とお願いしました。
仕方なく部屋に置いてあげる瞬一。
こうして、二人の奇妙な同棲生活がスタートしました。
机の上で一緒に眠る瞬一とちよみ。
ちよみは、「南くん、まつ毛長いんだね」ととても嬉しそうです。
でも、この先、二人の関係はどうなるのでしょうか?
ちよみの体は、元に戻るのでしょうか?
先がとても気になります。
このドラマ、設定がとても面白いなと感じました。
<見逃し動画>第1話
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第1話の公式あらすじ
高校3年生のちよみと南は幼なじみで初恋の仲だったが、もう何年も会話をしていない。ある日、友人の高木陸から告白され、浮かれて帰宅していたちよみは、南とクラスメイトの野村さよりが親密そうにしているところを目撃し、南のことを好きだったことに気づく。その夜、ちよみは進路をめぐって両親と喧嘩になり家を飛び出すが……。
<出典>南くんの恋人 公式
第1話のネタバレはここをクリック
幼い日に交わした約束
ちよみが幼い頃、ちよみの祖母、登美子は、幼なじみの南瞬一と、ちよみに、一寸姫の話を読み聞かせ、一寸姫伝説について、話をする。
一寸姫を探す瞬一と、ちよみ。
「ちよみ、大好きだよ」と、瞬一が言うと、ちよみも、「私も、南くん、大好き」と、返し、「ずっと一緒にいよう」と二人は約束する。
空には綺麗な虹が出ていた。
目を覚ますちよみ。
それは、ちよみの夢だった。
きよみは、月兎ミカエラというペンネームで、オンラインノベルを書いていた。
「一寸姫は、本当にいたのか?綺麗な虹は幻なのか?南君と交わしたあの約束は?」との疑問が頭を駆け巡るちよみだった。
出会い頭のキス
ある朝、瞬一の母、笑子は、「お弁当、渡してくれる?」とちよみに頼む。
弁当を取りに帰る瞬一。
瞬一とちよみは、出会い頭に、ぶつかり、図らずも、キスしてしまう。
学校では、ちよみとあみ、陸が仲良しだった。
同じクラスの野村ひよりは、フェロモンムンムンで、男子に大人気だった。
学級委員
新学期のクラス替えがあり、学級委員を投票で決めることに。
男子の学級委員は、瞬一に決まる。
女子は、投票では、ちよみが選ばれたが、ひよりが、学級委員に立候補する。
「やりたい人がやった方が良い」と先生に言う俊一。
「堀切さん、いい?」と言われて、ちよみは俯く。
月兎ミカエラ
ちよみは、ダンスに情熱を注いでいた。
ちよみの憧れのダンスチームのオーディションが、東京で開催されることに。
ちよみは、それに応募しようと考えていた。
ちよみは、陸と一緒に帰る。
「恋愛に興味ないの」とちよみに尋ねる陸。
陸は、「オンラインノベルで、気になるの、見つけた。月兎ミカエラの青いフェアリー。すごく好きだ」と告白する。
その様子を瞬一が見ていた。
家に帰って喜ぶちよみ。
ちよみは、小説の続きを書く。
大野先生は、ちよみが月兎ミカエラと知っていた。
陸の告白
ある日、陸のちよみを呼び出し、プレゼントを渡す。
「俺、月兎ミカエラのファンだから。堀切氏に受け取って欲しい」と言って、うさぎのぬいぐるみを渡す陸。
「気づいてたんだ」と返すちよみ。
「俺、大好きなんだ。月兎ミカエラが大好きなんだ。堀切千代美が今、それどころじゃないと分かってる。それでも、まずは、気持ちを伝えないと。エントリーしないと、始まらない。他に好きな奴がいるのなら、諦める。でも、そうじゃないなら、手をあげ続ける」と陸は、ちよみに告白する。
相合傘
学校の帰り、急に雨が降り出した。
ちよみは、相合傘で通り過ぎる瞬一とひよりを目撃する。
ショックを受けたちよみは、思わず、泣いてしまう。
「南君のことが好きだったんだ。ずっと」と、自分の気持ちに気がつくちよみ。
なんで、無視するの
夜、ちよみは、ダンスのオーディションのため、「東京に行きたい」と両親に申し出る。
大学へ行くよう勧める母の律子。
「私、大学へは行かない」とちよみは反発する。
父の譲二は、ちよみをぶってしまう。
ちよみは、外に出る。
「お醤油買ってきて」とちよみにメールする律子。
瞬一は、ちよみと偶然、出会うが、ちよみを無視して行こうとする。
「南くん、何で無視するの?野村さんには、そんな顔しないくせに。付き合うの?野村さんと」と問いかけるちよみ。
「お前には関係ないだろ。大体、お前、俺の行くところに、現れんなよ」と冷たく返す瞬一。
「大学行かないって言ったら、親と喧嘩になった」とちよみが言うと、「甘ったれて、いい気なもんだよ」と返す瞬一。
「なんでそんなこと言うの。昔は、あんなに仲良かったのに」と不満げなちよみ。
瞬一は、「決まってんだろ。お前のことが嫌いになったんだよ」と答える。
ちよみが一寸姫に
そんな時、雨が激しく降ってきて、譲二は、心配になって、ちよみを探しに行く。
きよみは、雨宿りをしている時、携帯を水たまりに落としてしまい、携帯の電源が消える。
瞬一は、小学生の時、父が家を出て行っていた。
それ以来、瞬一は、ちよみが声をかけても、無言になっていた。
「どうして、こうなっちゃったんだろう。昔は、あんなに仲が良かったのに。もう一度、小さくなりたい」とちよみは泣く。
翌朝、目を覚ますちよみ。
ちよみの身体は、小さくなっていた。
「私が一寸姫になっちゃった。うそー」と叫ぶちよみだった。
第1話の感想はここをクリック
「南くんの恋人」っていうドラマ、昔あったような気がして、調べてみたら、この作品、内田春菊さんの漫画が原作で、これまで、4回もテレビドラマ化されていたことがわかりました。
1作目は、1990年4月の単発ドラマ。
2作目は、1994年4月、高橋由美子さんと武田真治さんが主演で、3作目は、2004年7月、深田恭子さんと二宮和也さんが主演で。
そして、このドラマが4作目だということがわかりました。
私が強烈に記憶に残っているのは、2作目で、高橋由美子さんが小さくなって、とてもかわいかったのを覚えています。
でも、結末は、覚えていないので、もう一度、新鮮な気持ちで、見てみたいと思いました。
中川大志さんは、「家政婦のミタ」でブレイク。
以降は、俳優として、急成長していますね。
山本舞香さん出演のドラマは、私は、初めて見るので、とても新鮮です。
幼い頃の瞬一とちよみが無邪気で、すごく可愛かったです。
ちよみは、その頃からずっと、瞬一のことが好きなようです。
でも、瞬一の方は、小学生の時に、父親が家を出ていってしまい、それから無口になってしまったようですね。
「おまえのことが嫌いになった」とちよみに、言ってしまった瞬一。
本心ではないのでしょうけど、ちよみは、すごくショックを受けていましたね。
父親が家を出て行って、瞬一は、大きなショックを受け、無口で、投げやりな性格になっていったようです。
でも、それは、家庭の事情。
ちよみは、そこまでわかりませんよね。
「なんで、こうなっちゃったんだろう。小さい頃は、仲良かったのに」と嘆いてたちよみ。
雨の降る日に、雷が鳴り、「」小さくなりたい」そう願ったちよみは、本当に、一寸姫の様に、小さくなってしまったようです。
果たして、これからどんなストーリー展開が待っているのでしょうか?
ちよみは、友達の陸からも、告白をされています。
一方、瞬一のことをひよりも、好きなようです。
果たして、瞬一とちよみの恋の行方はどうなるのか?
そちらにも、注目して、見ていこうと思います。
南くんの恋人~my little loverの内容
公式サイト
堀切ちよみは、ダンスと小説執筆に打ち込む明るく元気な高校3年生。同じクラスのクールなイケメン、南瞬一は幼なじみで初恋の仲だったが、南の父親の失踪をきっかけに言葉を交わすこともなくなっていた。ある日、他の女の子と親しげに歩く南を目撃したちよみは、ずっと南のことが好きだったことに気づく。その夜、進路をめぐって両親と喧嘩になり家を飛び出したちよみは、そこで出くわした南に「お前が嫌いになった」と言われ、ショックで駆け出す。嵐の中、ちよみは楽しかった幼少期を思い出し「小さい頃に戻りたい」と強く願う。すると、落雷とともにちよみはなんと小さく(15cm)なってしまう。
小さくなったちよみを偶然見つけた南は、「誰にも知られたくない」というちよみの願いを聞き入れ、自宅に連れて帰る。こうして始まった秘密の同棲生活――。次第にその距離を縮めていく2人だったが、果たしてちよみは元の姿に戻ることができるのか!?
<出典>Cinem@rt
<出演者>
中川大志/山本舞香/秋本奈緒美/大堀こういち/吉田里琴/鈴木身来/中山絵梨奈/佐々木萌詠/宮川一朗太/有森也実/角替和枝
<各話のタイトル>
第1話 閉じ込めていた幼い恋
第2話 いきなり同棲生活
第3話 恋の打ち出の小づち
第4話 負けないで南くん
第5話 ちよみの大冒険
第6話 私じゃダメだってわかってる
第7話 18年目のプロポーズ
第8話 青いフェアリー
第9話 二人きりの温泉旅行
最終話 グッバイちよみ グッバイ南くん
第1話から最終回まで全話配信中です
今すぐ無料おためし
「FODプレミアム」は2週間無料です
無料期間中に解約すれば違約金もなく、ボタン一つで簡単に解約できます
南くんの恋人~my little loverの感想
30代女性
南くんの恋人といえば、やはり世代としては、石田ひかりとか高橋由美子でした。2015年版は、山本舞香が登場します。そして主人公の南くんが、のんびりおっとりしたキャラクターを激変させており、2015年版ではなぜか成績も優秀だしイケメンだし、という設定になっています。ここは昔からのファンとしては、???と首をかしげてしまい、受け入れるのに時間を要するのではないでしょうか。こぎれいですっきりとした南くん…イケメン爽やか南くん、こぎれいすぎてインパクトが足りないかなと思いました。結末部分についても、原作から変わっているので、そこに好みが出るかもしれません。原作での、しあわせな展開から突然の事故の衝撃であっけなくちよみが死んでしまう、というショッキングな結末には賛否あったと思いますが、その喪失感の激しさを、ドラマでやっても面白かったんじゃないかなと個人的には思います。山本舞香さんはなんとも小綺麗だし可愛いんだけども、やっぱりインパクト不足かな?石田ひかりの輝いている可愛さとは、申し訳ないけれどぜんぜん比較にならないなと感じました。過去それぞれの南くんの恋人も振り返りつつ、楽しく観るといいと思います。
20代女性
南くん役の中川大志さんとちよみ役の山本舞香さんの魅力がたっぷりつまっま作品だったと思います。この南くんなら恋人は過去に何度かドラマ化されていましたが、見たことがありませんでした。ちよみが小さくなってしまうというストーリーはかなり衝撃的でした。ありえない話なのですが、好きな人とずっと一緒にいられるというドキドキ感が伝わってきて、小さくなって好きな人のポケットに入ったり守ってもらったりするのはどんな気持ちがするのだろうとついつい想像してしまいました。中川大志さんは主人公の南くんにぴったりだったと思います。まっすぐで誠実そうな中川さんの内面が南くんに現れていました。好きな人が小さくなっても、好きでい続けるという純粋な所がとても魅力的でした。また小さいちよみに対しても恥じらいを見せる姿が可愛らしかったです。そして山本舞香さんもとてもチャーミングでした。小さいながらも喜怒哀楽がきちんと伝わってきて、小さいからこそ余計に愛おしく可愛らしく見えました。それは山本さんの演技の賜物だと思います。登場人物が少なめのドラマでしたが、見飽きることなく、可愛い2人のやり取りをずっと見ていられました。その後もきちんと描かれているのもよかったです。
20代女性
身体が小さくなってしまった堀切ちよみを見つけてくれた南瞬一の、不思議な同居生活がスタートしたのが見どころでした。小さくなってしまったちよみの洋服を、ちよみが持っていたお人形の洋服を着ようということになり、南がちよみの自宅に潜入して洋服を取りに行くシーンがおもしろかったです。ちよみの身体は、どうすれば元のサイズに戻ることができるのか分からず、悩んだ結果、身体が小さくなってしまった場所で過ごすことで元に戻るのではなないかと思った二人の姿を見て、確かにそうすることでちよみの身体が元通りになりそうだと感じたので、すごくいい案だと思いました。しかし、ちよみの身体は元に戻ることができなかったので、残念に思いました。どうすればちよみの身体が元に戻ることができるのか、考えても分からず、どうしていいか分からなくなってしまった二人を見て、本当にちよみの身体が元に戻るのか、ドキドキしながら見てしまいました。しかし、ちよみの身体が元に戻ってしまった場合、二人の秘密の同居生活も終わってしまうことになるので、それも悲しいなと感じるポイントでした。ですが、元の身体に戻って、ちよみと南がこれから恋人同士として一緒に過ごすことの方が大切だと思ったので、ちよみが無事に元に戻るのか、最後までドキドキしながら見てしまいました。
40代女性
これまで何度もシリーズ化されていて、ヒットしてきたドラマだけにその度に観ハマってきましたが、わたし的には、中川大志くんの南くんが一番好きです。と言うか、中川大志演じるキャラの中で南くんが一番似合っていて好きです。長身でイケメン、高校生らしい青臭さもありつつ、純粋でちょっぴりツンデレ。南くんを見てるだけで甘酸っぱい気持ちになれました。家族を捨てて出て行った父親のことがきっかけで、素直じゃなくなって、幼なじみのちよみともギクシャクしてる感じがザ・思春期!でヤキモキしましたが。南くんの父親役の宮川一朗太さんの優柔不断でダメっぷりと、優しくて存在感抜群のおばあちゃん役、角替和枝さんの演技力はさすがでした。こんな芸達者で深い演技の出来る役者さんが出てるだけで、ドラマに幅が出て見応えがプラスされてました。南くんとおばあちゃんの絡みが温かくて大好きです。ほのぼのしてて、私もおばあちゃんと話したくなるような懐かしい気持ちになれました。身体が小さくなってしまったちよみにも警戒することなく、普通に接したり、ありのままを受け入れてしまうおばあちゃんの柔軟性に恐れ入りました。こんなふうにどーんと構えていられるおばあちゃんになりたいっ。そして、ちよみを演じた山本舞香ちゃんは身長16cmの役で、ほぼずっと小さくなった姿で観ていたので、本当に一寸姫みたいにチャーミングでした。お人形の服がコスプレみたいで可愛くて、あの特有の甘えた声で「みなみく〜ん」って言う感じが印象的でした。高身長の南くんと小さなちよみでは、撮影するにも別々に撮って、お互いの表情や感情を合わせてたのかと思うとスゴイです。実際ならあり得ない設定なのに、こんな事もアリかも?と納得させられる夢のあるファンタジー系ラブコメでした。
50代男性
南くんとちよみは幼なじみで仲が良かったのですが、いつの間にか仲が悪くなり口も利かなくなりました。あの頃に戻りたいと思い続けていたら、体が小さくなってしましました。本人は幼少時代の小さいころにに戻りたかったのですが、体が小さくなるなんて思いもしませんでした。わずか15センチでフギィア人形が動いているみたいです。ポケットサイズなので、南くんの胸ポケットにしまい込んでいます。同棲生活を送るにしても等身サイズではないので明らかに不自由です、自分がもしも小さくなったら、身の回りの物が大きく感じると思います。標準サイズのソフトクリームも、山に見えてしまい一口でお腹いっぱいになります。南くんはこれまでよりも、ちよみを大事に扱うようになりました。小さいものは可愛く映ってしまうからかもしれません。わずかな力でも、傷ついてしまうので取り扱いは相当注意していました。小さくなったことで、気付いたことは、誰よりもちよみを好きになっていたことです。神様は南くんを振り向かせるために、小さくしたのだと思います。決して間違えたわけではありませんでした。結婚までたどり着けたのは、南くんの心に印象づけたからに違いありません。