kaiji-movie.jp

カイジに出てくるギャンブルの種類 その1 その2 その3 その4
ギャンブラーな貴方へ

カイジに出てくるギャンブルの種類 その1

愛よりも剣

兵藤和也が執筆した小説(作中作)『愛よりも剣』内に登場するギャンブルです。この小説は、和也が実際に執行した制裁を基にしたものです。(設定や役名は変更してあるので、表向きにはフィクションということになっています)

金を持ってヤクザの組長から逃げようとした男女2人に組長(本来は和也)が課した刑です。足部分に2箇所、胴部分に5箇所剣を刺す穴のある箱2つ、鉄板9枚、剣9本を使ったギャンブル。まず、2人がそれぞれの箱の中に入り、剣を刺す穴を2人交互に指定し、その穴に剣を刺していきます。このとき、自分の方の穴を指定する必要はありません。相手の方の穴を指定しても大丈夫です。計14箇所の穴のうち、9箇所は鉄板が入っています。鉄板部分に剣を刺しても鉄板で止まり体には刺さらないようになっているので、9本の剣全てを鉄板入りの穴を指定することができれば、2人とも無傷で終わります。しかし、残りの5箇所には鉄板は入っていないので、そこに剣を刺すと体に刺さり、足の場合は大ケガ、胴の場合は即死するとは限りませんが死亡が確定します。9本の剣を刺したら終了します。ただし片方が絶命しても剣が残っていたら続行で、死亡してからは残りは生き残った方が全て指定します。この場合でも死亡した相手の箱にまだ剣を刺していない穴が残っていればそこを指定することもできます。9本全て刺し終わった時点で生き残っていれば、その後はヤクザ達からの干渉から解放されることになります。

姫と奴隷

実写映画版の「カイジ2」に登場するオリジナルギャンブルです。姫と奴隷は、原作では未登場ですが、映画の脚本にも参加した原作者の福本が考案したゲームです。

一条が支配人を務める裏カジノで行われているアトラクションで、鉄骨渡りに代わる「新ブレイブ・メン・ロード」です。

多額の負債を負った挑戦者(奴隷)が、3つの檻がある逃げ場の無い空間に足を枷でつながれた状態で閉じ込められます。挑戦者には3つのボタンが用意されています。どれかを押すとそれに連動した檻が1つ開きます。そのうち1つには姫が入っていて、その檻をあければ勝利となって、賞金として3000万が手に入りますが、他の2つにはライオンが入っているので、開けた瞬間に襲われ死にます。

どのボタンが当たりであるかはその場で姫に通知されるので、姫が挑戦者に教えることもできます。ただし、姫は挑戦者を殺せれば、単独で300万を手に入れることができるので、姫が本当のことを言う保証はありません。裏をかいて本当のことを言う可能性もあるので、姫の発言の真偽を正しく見抜けなければ、命の危険にさらされます。挑戦者は多重債務者が選ばれるため、3000万円を手に入れても返済で(負債がその額以下で無ければ全て)消滅します。

ざわ・・・ざわ・・・

鉄骨渡り

人間競馬

スターサイドホテルで行われたギャンブルです。通称、勇者達の道(ブレイブ・メン・ロード)。挑戦者同士のギャンブル対決ではなく、パーティーに参加した富豪がレース結果に賭け、その寺銭とパーティー参加費から賞金が支払われる人間競馬です。

ホテル内に設置された数本の鉄の一本橋(作中では4本。四角い棒状で全長25メートル。渡り始めは足の幅より少し広い程度の太さですが、先へ進むほど少しずつ細くなります)を参加者に渡らせて、参加者は渡り終えると順位に応じ大金を手にすることが出来る引換券を貰えます。ただし参加者が地面や橋に手をつくか、橋から落ちた場合には、失格となります。さらに引換券を貰うためには、他の橋の参加者を含めて決められた順位以内に入って、渡り終えてしまわねばなりません。作中では1回の参加者12人(3人に対し1本の計算で鉄骨が割り当てられていた)の中で、1位に2,000万、2位に1,000万の券が渡されました(エントリーしていたのは全部で60人なので、5レース行われた)。落下した場合には、橋の下には薄いマットが敷いてあるだけで、8m~10mの高さがあるため、打ち所によっては負傷や死の可能性もあります。

橋は4本しかないため、必然的に複数人で同じ橋を渡ることになりますが、横を通って追い抜くことは出来ません。大金を手にするために、前に出るには後ろの者は前の人間を落とさなければなりません。(他の参加者を押して落下させる行為は、ルール上許されています。実際、観客から「押せっ」のシュプレヒコールがかかることも多いので、このギャンブル最大の見所とも言えます)。一方先頭に立つ者は、押す必要はありませんが、先に進むにつれて橋が細くなるため、簡単に渡りきることは不可能で、よほど差がない限りいつか追い付かれるという危険性を秘めています。

(作者の福本は限定ジャンケンとは逆に、直接体を張るギャンブルにしたかったと語っています。)

電流鉄骨渡り

無事引換券を手にしたとしても、その後には券を換金する部屋へと行くための最後の橋が待っています。この橋は幅や長さは人間競馬とほぼ同じですが、地上74メートルに位置するため落下したら即死になり、また落ちることを恐れて橋にしがみつく行為を防ぐため(利根川は「鉄骨に手を突いて渡るというぶざまな姿を客人達に見せない為」と言っている)、橋には電流が流されているので、手を触れると感電のショックで橋には留まることができず転落は、失格=即死の戦いです。また人間競馬で失格になった者も、失格者多数で余った券や権利放棄者の券を受け取るチャンスが存在します。実写映画版では、「地下強制労働施設」から抜ける唯一の方法とされているので、囚人が自ら志願して参加することも可能です。

最後の橋は、さらに上のランクのパーティー参加者に向けた見世物ですが、ギャンブルの対象にはなりません。またこれはあくまで引き替えに付随する作業になっているので、引換券に切られた制限時間を過ぎない限り、渡り切るのに有した時間や挑戦者間の順位は賞金に何ら関係はしません。

地下チンチロリン

地下王国での事情を加味した特別ルールを付け足したチンチロリンです。1人が親でそれ以外が子となります。出目の強弱を、子1人1人が個別に親と比べ合い、勝った方が賭け金を役に決められた倍数で受け取ることが出来ます。(賭け金は子が決める)役目は456(シゴロ)が2倍づけ、2~6ゾロが3倍づけ、1(ピン)ゾロが5倍づけ、123(ヒフミ)が2倍払いです。また、地下オリジナルルールとして、親の目に関係なく子も振ることが出来ます。(親の総取り・総払い無し)親をスルーすることも可能です。親の連続はどんなに勝っても2回までになっています。ただし、1回目に親が1の目・目無し・123・ションベンを出したらそこで親は終了。それ以外は必ず2回目の親をします。賭け金の上限は2万ペリカ。ただし、親と子の間で合意があれば上限を撤廃、青天井とすることも可能です。

これらの特殊ルールについては、大槻からり「大きな勝ちも負けも無くして、金のない地下でゆるゆるだらだら勝負を楽しむため」という説明が成されています。

漫画版カイジを読もう!