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カイジに出てくるギャンブルの種類 その1 その2 その3 その4
ギャンブラーな貴方へ

カイジについて

カイジのストーリーは、自堕落な日々を過ごしていた主人公の青年「伊藤開司」が、多額の負債を抱えたことをきっかけにして、様々なギャンブルに挑んでいく青年漫画です。命を賭けた極限の勝負の中で、人間の思考と生き様が描かれています。作品独自のギャンブルと、「ざわ…ざわ…」とした擬音やモブキャラの「黒服」などの福本作品独自の表現が特徴になっています。

元々は前後編の読み切りの予定でした。福本がヤングマガジン編集部に限定ジャンケンのプロットを話したところで、連載が決定、それから福本の最大のヒット作品の一つとなりました。1998年(平成10年)、第22回 講談社漫画賞一般部門を受賞しました。発行部数は『賭博堕天録カイジ 和也編』既刊10巻時点では4シリーズ累計2000万部超えです。

『逆境無頼カイジ』のタイトルで、日本テレビ系列でテレビアニメ化もされました。2007年(平成19年)10月に第1シーズンが放送され、2011年(平成23年)4月から第2シーズンが放送されました。また、2009年(平成21年)10月、『カイジ 人生逆転ゲーム』のタイトルで実写映画化もされました。2011年(平成23年)11月に『カイジ 人生奪回ゲーム』のタイトルでシリーズ2が公開されました。

カイジを知るためのカイジ用語集

焼き土下座

「金を貸し、期日までに返せない人間は、例え土下座で懇願してもそれは表面的なだけで根底から謝罪している訳ではなく、心からの誠意と謝罪があれば例え焼けた鉄板の上でも土下座が出来るはず」という、兵藤の考えから考案された「謝罪」方法が焼き土下座です。高温に焼けた鉄板の上で膝を付き、額と手を鉄板に付けた状態から10秒の間連続して土下座させられます。執行側はストップウォッチで正確に計測していますが、土下座する側はもちろん計測器具を一切見られないうえに、カウントダウンなどの告知もありません。よって、独自の目安でおおよその時間を計るしかありません。土下座の時間が、たとえ0.001秒でも10秒に満たなければ、10秒やり遂げるまでたとえ焼死体になろうが何回もやり直しをさせられます。膝と額と手に受ける火傷は皮が溶け肉が焼け、高熱は骨まで届く程にまでなります。よって、ためらう者は「土下座強制器具」という器具で、拘束して強制的に土下座させられますが、それでもためらう場合には、耐熱手袋を着けた黒服たちが人力で強引に全身を押しつけます。大人しく土下座をして耐えれば額と手の火傷だけで済みますが、暴れてしまえば体全体を焼かれながら悶絶して、全身火だるまという地獄の苦痛を味わうことになります。過去に土下座強制器具なしで、焼き土下座を成し遂げた者は利根川のみです。

帝愛グループ

消費者金融を主体とする日本最大規模のコンツェルンです。『賭博破戒録』第一話の時点で創立40周年を迎えました。帝愛グループは会長の兵藤和尊が絶対的な権力・財力を握っています。裏では負債者の人権・命を奪う拷問じみた凶悪なギャンブルを行なわせています。

ざわ・・・ざわ・・・

地下王国

「地下」もしくは「王国」と呼ばれています。王を自称するのは、兵藤を始めとする帝愛幹部(例外的に外部の人間も含みます)のための超豪勢な地下核シェルター。場所は極秘にされています。グループの中でも、大きな貢献をした人物にだけ、その場所が知らされて、居住権が与えられます。正式名称は不明ですが、原作では1度「地下王国」と記述されていましたが、映画では「地下帝国」とされています。アニメ『破戒録編』では「帝愛王国」とも表現されました(原作の該当個所では、単に「帝愛の王国」)。

「地下強制労働施設」(いわゆるタコ部屋)が併設されています。多額の債務を背負った者たちを拉致して拡張工事が行われています。懲役年数の目安は1、000万円の負債で15年の懲役。地下に送られた「囚人」達は、利子の支払いを免除されるので、計算上は働くたびに確実に元本を減らせることになっています。しかし、強制労働での日当は3500円になっていますが、借金返済分そして食費・施設利用料の名目で、9割が天引きされます。よって手取りは350円=3500ペリカ(後述)で、1か月(週休1日で26日)で9100円=9万1千ペリカとなっています。結果的には、事実上暴利が強制労働に形を変えただけです。労働時間外の囚人には食事やシャワー、ベッド、睡眠時間など最低限の環境は与えられてはいますが、重労働と劣悪な環境(工事の関係で大量の粉塵が舞い上がるうえ、高温の密閉空間で換気が悪い)から体を壊してしまい、治療を受けたり薬を手に入れるにも高額のペリカを支払う必要があるため、借金に相当する年数働く前に、再起不能となる者も多いのが現状です。ちなみに黒崎の秘書らしい男が言うには、カイジが送られた場所よりも、もっとさらに苛酷な地下労働施設も存在するらしいといわれています。囚人達には厳しい規律があり、本来はペリカによる博打も禁じられています。しかし、班長が「金の貸し借りや人間関係のいざこざを含め全責任を負う」という条件で許可を得ることもできますが、それができる人材は多くありません。カイジは地下テニス場となる場所の工事を受け持つE班に配置されました。カイジによって「沼」を攻略されたため、帝愛グループに約7億の損失を与えたとされた一条も送られました。借金がそのままだと1050年働かされることになります。また、B型肝炎を患う光山も地下送りで身体を壊すまで働かされそうになっていましたが、和也によって身柄を買われて、地下送りを免れています。

ペリカ
地下王国の通貨です。ペリカのスペルは「Perica」。兵藤和尊の肖像が描かれた紙幣が使われています。額面は、100・1000・1万の3種類。相場は円ペッグ制です。1円が10ペリカに相当しますが、地下では高額販売が横行しています。(缶ビール一本が5000ペリカ=500円など)実質企業スクリップの一種になっているので、事実上は相場よりも低い価値しかペリカにはありまえせん。この通貨で嗜好品(酒・つまみ・タバコ・菓子など)や薬など、物資を購入できます。さらに勤労奨励オプションとして、多額のペリカを払えば「一日外出券(50万、後述)」「一日個室券(15万)」「フルコースディナー(10万)」(和・洋・中の3種類)「サービスランチ(1・2・3万)」があります。
一日外出券
地下王国の中で、勤労奨励オプションとしては最高レベルのものです。「一日」となっていますが、24時間単位でカウントされます。購入者自身が指定した地域のどこかに(眠った状態で)移動されて、目を覚ました時点でカウントダウンがスタートします。専用の腕時計に表示される滞在可能時間がゼロになった時点で、帝愛の者に身柄を拘束されるというシステムです。移動範囲は日本国内に限られ、(何度も外出をしたことのある大槻はハワイに行く構想をしていた)その居場所は腕時計を通じて、常に帝愛に監視されます。腕時計を外そうとしたり、壊そうとすると、その情報が腕時計から発信され、時間内でも強制的に地下へ収容されます。価格は50万ペリカで、必要な日数分を購入することで連泊が可能です。必要な場合は手持ちのペリカを日本円に換金できます。なお、このオプションについては帝愛の審査を経たうえで、承認が出ない限りは購入は出来ません。また、収容されて1年未満の者は「時期尚早」とみなされるので、通常の状況においては承認は出ない方針となっています。
45組(ヨンゴーぐみ)
地下王国の強制労働では、上記の通り1か月あたり9万1千ペリカの報酬があります。地下チンチロの借金などで月給を前借した場合、その際手引きをした班長は、「手数料」として一定額を天引き(ピンハネ)できるようになっている。その結果、1か月先の前借りなら給料は3万を差し引かれて6万ペリカ、2か月先の前借りは半額を差し引かれた4万5千ペリカの報酬にしかなりません。本来ならば、給料日を迎えるたびにひと月分の前借りが帳消しになるはずですが、多くの労働者は無報酬の労働に耐えきることができないので、給料日に班長から新たな前借りを受け取りつづけます。その結果、2か月分の前借を重ねた者は2か月先の前借りつまり4万5千ペリカが実質的な報酬として続くことから、そのような者たちを「45組」と称しています。
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